庭の木

ひとりごと

2016/07/22

久しぶりに使うので、テスト的なもの。

2008/12/10

2008年12月6日

朝五時半に出発。晴れていて、車窓からの景色がとてもきれいだった。お父さまとるいと話しをしていたら、あっという間に近くまで着いた。蓼科のインタを降りて、ジョナサンで朝ごはんを済まして、スーパーで昼食の買い物をする。8時過ぎに家に到着。
零下6度くらいで、最初は家の中もとても寒かったが、鉄の暖炉をつけてからは、火が赤々と燃えて、暖かかった。るいはお父さまと薪を割ったり、屋根の掃除したり、水とガスの開け閉めや暖炉の使い方などを教えてもらったりしていた。私は少しだけ掃除をして、あとは断熱シートを窓に張ったり、ベランダの落ち葉を掃いたりした。
お昼はおでんと肉まん、あんまんを食べた。美味しかった。おやつにチョコとりんごも食べた。
近くに小道があって、お昼の後、散歩をした。寒いからすぐ帰ろうと思ったのに、歩いているうちにどんどん体が温まって、結局1時間くらい歩いた。きれいな景色と、きれいな空気。風花がちらつく。山に続く道だそうで、今度は山にも登ってみたいと思った。
小川があった。水を見るといつも、その水の底に沈んでいくことを想像してしまう。冷たい水を、冷たいと思わないほどに冷たくなりたい。そんなことを思いながら眺めていた。本当に冷たくなるか、もしくは、負けないほどの熱を自分の中に持つか。どちらかでなければいけないのだろう。どっちも、難しい。
帰りに、河童の湯という温泉に寄った。お湯に浸かるのは10ヶ月ぶり。体が温まって、とても気持ちよかった。地域の人たちから愛されている温泉のようで、どうでもいい恋愛話とかしているお姉さんたちと、かに、かに、と歌ってはしゃぐ子どもたち、その子たちを叱ったり宥めたりするお母さんたちがいた。ひとりで、彼女たちのことをそっと見ていた。さびしいような、幸福であるような、不思議な気分だった。

2008/12/05

2008年12月05日

明日は4時半に起きなければならない。ゆっくり書けない。
今日は求職の申し込みをした。携帯の機種変更をした。夕食を自分で作った。小さい絵を描いた。
誰かに褒めてもらいたい。なんでそんな気持ちになるのだろう。分からない。
お昼を新所沢のサイゼリヤで食べた。後ろのテーブルに女の子が一人で座って、ずっと絵を描いていた。大学生くらいに見える女の子だった。日本大学の芸術学部のキャンパスが所沢にあるので、そこの学生なのかもしれない。上手に描いていた。純粋に感動するより、焦りを感じてしまう。カタツムリのように、小さい刺激にも敏感になって、殻の中に隠れたくなる。
明日は朝早いのになぜ早く寝ないと、るいがふくれて向こうの部屋に行ってしまった。ごめんね。

2008年12月04日

市役所に行って外国人登録を済ます。印鑑証明は実印を作ってからすることに。
何もしていない。掃除もできてない。下の階の人が音に敏感な人で、既に2回ほど管理会社を経由して苦情を言ってきたらしい。るいはうるさい音を立てるような人ではないのだが。とにかく足音が気になって、掃除するのが益々億劫になる。大きなダンボール二つが手付かずのまま放って置かれている。
元気がない。色が見えない。音が聞こえない。とても不安で、とても、無感覚。
1月末の旧正月にあわせて一時帰省するのだが、それに期待しすぎていて、まだ気持ちが落ち着かないのかもしれない。なんでここまで不安なのか、分からない。まだ仕事がないからかもしれない。忙しいのも疲れるのも大嫌いだが、それでも早くお金を稼ぎたい。ここは私の場所ではないような気がする。るいの居候になっているみたいで、落ち着かない。るいはとても優しくしてくれるのだが。まだ二日目だから、これから慣れていくしかない。
明日は職安に行って失業手当の申請のための相談をする。就職活動。絵。翻訳通訳などのアルバイト。でも何より先に掃除と荷物の整理を済まさないと。

2008/12/04

2008年12月03日

ルイが空港まで迎えに来てくれる。車で来てくれた。高速に乗って狭山へ向かう。車窓から東京見物ができた。おもちゃみたい町並みだ。整然と並ぶビルと看板、街路灯。木々までもが落ち着いて見える。東京に比べれば、ソウルは雑然としている。私はどっちも好きだ。
きれいだけど、長くてしつこい夕焼けを見た。CD1枚分の夕焼け。どうせ消えるくせにいつまでも赤いから、腹が立つ。もう見たくない、なんて言ってみたら、途端に消えてなくなってしまった。

2008/06/09

2008年6月9日(月)

 朝ごはんにチャメを食べた。チャメはごはんじゃないから、朝食。どっちでもいい。9時少し前に事務所に到着。翻訳、電話連絡、来客対応、翻訳、電話。時々、眠くなる。時々、楽しい。
 職場まで、行きも帰りもゆっくり歩く。音楽が聴けるようになって、通勤もそれほど苦ではなくなった。瞑想しているような気分。通勤時の電車の中では、小さい画面でテレビを見ている人が多い。音楽を聴いている人も多い。本を読む人が少々。話す人はあまりいない。特に朝は、静かだ。
 「カラマゾーフの兄弟」にかかっている。村上春樹のエッセイに度々登場するので、気になっていた。今のところ、面白い。家にあるのは上、中、下の3巻セット。上巻の最後の方を読んでいる。
 しかし実家には本が多い。本が足りなくなる心配はない。もうひとつ帰ってきて感じるのは、やはり韓国語が読みやすいということだ。日本語を読むのも楽しいけど、時間がかかる。日本に行ったら韓国語の本があまり読めなくなる。かなしい。
 カラ兄にもどると、文章長くて名前長くて、大変!とずっと聞いていたけど、思ったよりは読みやすい。逆に、とても面白くて読みやすいと聞いて読んだものが全然ダメだったりして。いつもそうだ。期待すると、はずれる。期待しないと、あたる。期待というものには、いつもあたまを悩まされる。
 お昼は社員食堂。メニューはサバの辛い煮付け。私は基本的に韓国料理が好きだけど、サバは日本のみそ煮のほうが好き。夕食はおうちで。サンチュは家の庭でとったもの。おいしかった。
 明日は夕食の約束がある。岩手県庁の方々と。知らない複数の人と話すのは苦手だ。緊張する。韓国に帰ってきて、知らない人に会うのは緊張する、なんてことをいうほどの余裕も出てきた。わたしは徐々に、もとの消極的な人間に戻りつつある。無理しないという点では、悪くないと思う。
  

お久しぶりです。

ずっと更新できなくてすみません。
また少しずつ書いていきます。
見ている方は少ないでしょうけど。

2008/04/30

晶徳宮

4月18日。るい、お父さま、お母さまと一緒に
チャンドックンに行ってきました。


玉座があった建物です。
昔のまま残っています。


お妃さまのベッド。
火事にあって建て直したときに
内部を洋風にしたそうです。


障子窓の中に、ガラス窓が。


魔よけ。後ろにある竜の頭は火事予防の意味だそうです。


お妃さまの椅子。螺鈿が華やかでした。


案内するつもりで行ったのですが、
とても楽しかったし、勉強になりました。

2008/04/20

韓国から、こんにちは。

皆さまのおかげで無事に韓国に到着し、2週間が経ちました。
韓国に来てからずっとゴロゴロしてしまい
帰国の報告が遅れました。ミアネヨ。

3月はとてもあわただしかったです。
部屋の工事、みうらさんの結婚式、引越し、ホテル暮らし、帰国…。
送別会もたくさんありました。
携帯で撮った写真をパソコンに移す前に韓国に来てしまって
今、画像を取り込む方法を探しています。

先週の火曜日(8日)は、後任のハンナさんに会いました。
次の日が出発日だったので忙しいだろうに、
喜んで会ってくれました。
話が弾んで2時間半もお話してしまいました。
きっと秋田でも周りの方々から愛されることでしょう。
楽しくて充実した生活を過ごすことを祈っています。

しかし、ハンナさんに私の手抜き振りがバレるのが少し怖い…。
で、前もっていっぱい謝っておきました。^^;
謝って済むことじゃないですね。ごめんなさい。

11日の金曜日はロイヤルホテルで県の観光商談会がありました。
関係者でもないのに、のこのこと行ってきちゃいました。
課、連盟、観光施設の方々がお見えになっていて
韓国でもお会いすることができると実感して、嬉しかったです。
ソウル事務所の皆さんにも帰国挨拶ができました。
本当によかったです。

17日から19日まで、
るい、おとうさま、おかあさまが韓国に来てくれました。
サンギョンレ(相見礼)という、両家の顔合わせのためです。
とても楽しかったし、両家族が仲良くなりました。
1日では足りない、もっと会ってお話したいということで
最後の日も両家一緒に観光してお昼を食べました。

会社を二日も休んで韓国に来てくださいました。
本当にありがとうございます。
顔合わせの場所を焼肉カルビにするか韓定食にするか悩んで、
初めて会うのだからと、落ち着いた雰囲気の韓定食にしましたが、
今度こそ、とっておきの焼肉のお店に案内すると
もう今から親が騒いでいます。
また遊びにいらしてください。楽しみに待っています。

今日は、明日の学会発表のために姉が帰国します。
12月に会って以来なので、とても楽しみです。
その前に部屋をきれいに片付けておかなくちゃ。

みなさま、楽しい一日をお過ごしください。
즐거운 하루 보내세요.

2008/03/27

まとめて日記

 3月17日(月)
 とても忙しかった。
 アパートに帰ったら、台所の方に壁紙が張られていた。きれいになった。

 3月18日(火)
 職場についたら、アルバムが置いてあった。由利工業高校のせんま先生からのプレゼント。今まで韓国由利工高-江西工高の交流写真の中で、私が写っているものを集めてアルバムにしてくださったのである。とてもうれしかった。
 アパートに帰ったら、真ん中の部屋まで内装が終わっていた。大家さんに聞いてみたら、今日で工事は終わりとのこと。しかし、お湯が出なくなっていた。どこかから水が流れる音がずっとしたので、水道管をチェックしてみたら、一つが開いていて、そこを閉めたら音が聞こえなくなった。大家さんに来てもらって、話しをしたら、そのパイプはお湯のタンクとつながっていているとのこと。
 せんま先生にメールと電話でお礼をした。ありがたいことに、お家に招いてくださった。明日の夜、羽後本荘駅で待ち合わせすることにした。楽しみ。
 るいから葉書が届いていたことに、今日気がついた。工事で部屋の中がひっくり返られていて、目につかなかった。飛行機の中で書いたものと、ドイツで書いたもの2枚、全部で3枚あった。とてもうれしい。絵はがきを出してほしいとお願いしたのは正解だった。

 3月19日(水)
 朝、お湯がちゃんとでた。ほっとした。
 せんま先生のお家ではサモニムとお子様にお会いした。手巻き寿司をいただいた。話しがとても盛り上がって、由利工業高校の先生たちの飲み会に電話で呼ばれたが、1時間遅れて行った。金太郎というお寿司屋で、とても楽しい会であった。秋田市に戻ってからも、一緒に電車に乗った先生たち4人と二次会にいった。ソウル屋で、お肉とユッケを食べた。麦酒も、少しだけ飲んだ(るい、ごめんなさい)。名前を忘れたけど、西目工業高校の先生とハングルの構造、パチンコに行く人の心理、アニメの話しなどをして、すごく楽しかった。すっかり遅くなって、夜1時半になってしまった。自転車で帰宅。
 明日は休み。よかった。