ひとりごと

2007/05/03

くまさん


フェイスタオル+くまさんのミニスポンジ。
紀江さんからいただきました。
くまさんのスポンジ、かわいくて使う気になれないです。
眺めたり触ったりしながら楽しんでいます。
ありがとうございます。かむさはむにだ。^-^
 

2007/05/02

本、本、本。


短編小説集です。
読みやすくて、そこそこ面白いです。
罪のないお化けがよく出てきて、
伝奇文学を連想させるところもあります。


これも短編小説集です。
この前、少し紹介した「そこなう」という短編もこの本の中に入っています。
江国香織は、長編よりも短編のほうが
しっかりしていて、切口もよくて、いいと思います。


面白いです。
仲良し3人の、思い出の写真集みたいな感じ。
性能の良いカメラのように、無駄がなく、きれいな文章で書いています。


映画にもなった有名なヒット作なのに、なぜか面白くなかったです。
ヒロインに感情移入できなくてイライラしました。
ただ、辻仁成の書いた方をまだ読んでいないので、
読むと評価が少しは変わるかも。


アンネ・フランクの日記を再読したくなりました。
前に「密やかな結晶」を読んだときも
アンネ・フランクの日記を連想させると思いましたが
なるほど、少女時代からアンネに惹かれていて、影響を受けていたんですね。



「海辺のカフカ」や「羊をめぐる冒険」では
迷いながらも、最後はこちら側に戻ってくるのですが
この小説では、向こう側に行ってしまいます。
迂回した自殺のような、寂しいハッピーエンド。
でも、こっちの方が説得力あるように感じるのはなぜでしょうか。



恐怖や不安の匂いを、長編よりずっと濃く感じます。
「眠り」という短編が一番印象的でした。
どこにも逃げ口がなくて、読んでいて辛くなります。


ギリシャ、トルコの旅行記です。
面白いです。村上春樹のエッセイにハズレはありません。
しかし、その土地の食べ物を美味しく感じるかどうかで
旅行の満足度が大きく変わるのでは…という
少し道から外れた感想を抱いたり。
でも確かに旅行先で食べ物が口に合わないと
何をしたって楽しくないでしょうね。


すごく良かったです。せつない。
もっと早く読まなかったことを後悔しました。


これは、かなり前に読みましたけど、おすすめの一冊。
ものすごく良いです。泣いてしまいます。