ひとりごと
2007/09/28
2007/09/27
誕生日
るいと、遅いお昼を「里の家」で食べました。
とても美味しかったですが、待ち時間が長かったです。
午後2時について、3時頃にやっと食事にありつけました。
↑は、午後3時の光を浴びている天ざる蕎麦です。
待ちきれず途中でキャンスルした人もいましたが
私たちは暇だったので、ひなたぼっこを楽しみました。
あと、隣のチーズ館でソフトを食べたり。
店に飾ってある絵皿がけっこう趣味の良いもので
うっとりしながら見ていました。
「眺めのいい部屋」のビテオを買いました。
るいと暇つぶしに行ったブック・オフで発見。
300円。迷わず購入しました。
誕生日のせいでしょうか。ついていますね。
村上春樹と庄野潤蔵と江國香織の本も買いました。
本の偏食気味です。
夜は、山王のフォゲールに行きました。
↑のほか、メインとサラダもありましたが、
食べることに気をとられて写真はないです…。
メインはロストビーフと舌平目のムニエルでした。
とても美味しかったです。
食事のあいだ、ピーターポール&マリーがかかっていました。
るいは60年代~70年代のフォークソングが好きで、喜んでいました。
2007/09/21
2007/09/06
夏の思い出
夏休みに埼玉に行ったとき、川越でうなぎを食べました。
川越は川が多くて、昔からうなぎで有名だそうです。
小菊というお店でした。とても美味しかったです。
写真はないですが、
夕食はいつもるいの実家でご馳走になって
それがみんな美味しかったです。
埼玉に行くといつも美味しいものばかりいただいて、幸せです。
暑かったし、二人とも本調子ではなかったので
大体は家でごろごろしていましたが
楽しいことも沢山しました。
花火をしたり、雑貨屋さんに行ったり
家具屋のIKEAに行ってみたり。
いつものように生田にも行ってきました。
今回は庄野潤三さんのお宅の近くまで行きました。
ストーカーにならないように気をつけないと。
最後の日に姉と会ったのも良かったです。
真夜中の新宿駅の空気は
昔、アルバイトしていた夜の食堂と雰囲気が似ていて
最初はとても不安で暗い気持ちになったのですが
姉と一緒にカフェに入ってお話ししているうちに
不安もなくなり、とても楽しい気分になりました。
帰りに見た、とても長い車。
バス並みに長かったです。
2007/09/04
2007/08/21
2007/08/10
2007/05/03
2007/05/02
本、本、本。
短編小説集です。
読みやすくて、そこそこ面白いです。
罪のないお化けがよく出てきて、
伝奇文学を連想させるところもあります。
これも短編小説集です。
この前、少し紹介した「そこなう」という短編もこの本の中に入っています。
江国香織は、長編よりも短編のほうが
しっかりしていて、切口もよくて、いいと思います。
面白いです。
仲良し3人の、思い出の写真集みたいな感じ。
性能の良いカメラのように、無駄がなく、きれいな文章で書いています。
映画にもなった有名なヒット作なのに、なぜか面白くなかったです。
ヒロインに感情移入できなくてイライラしました。
ただ、辻仁成の書いた方をまだ読んでいないので、
読むと評価が少しは変わるかも。
アンネ・フランクの日記を再読したくなりました。
前に「密やかな結晶」を読んだときも
アンネ・フランクの日記を連想させると思いましたが
なるほど、少女時代からアンネに惹かれていて、影響を受けていたんですね。
「海辺のカフカ」や「羊をめぐる冒険」では
迷いながらも、最後はこちら側に戻ってくるのですが
この小説では、向こう側に行ってしまいます。
迂回した自殺のような、寂しいハッピーエンド。
でも、こっちの方が説得力あるように感じるのはなぜでしょうか。
恐怖や不安の匂いを、長編よりずっと濃く感じます。
「眠り」という短編が一番印象的でした。
どこにも逃げ口がなくて、読んでいて辛くなります。
ギリシャ、トルコの旅行記です。
面白いです。村上春樹のエッセイにハズレはありません。
しかし、その土地の食べ物を美味しく感じるかどうかで
旅行の満足度が大きく変わるのでは…という
少し道から外れた感想を抱いたり。
でも確かに旅行先で食べ物が口に合わないと
何をしたって楽しくないでしょうね。
すごく良かったです。せつない。
もっと早く読まなかったことを後悔しました。
これは、かなり前に読みましたけど、おすすめの一冊。
ものすごく良いです。泣いてしまいます。
2007/04/09
願いが叶うということ
江国香織の「そこなう」という短編の中で、
↓のような文章が出ます。
「・・・わたしは嬉しくて、嬉しくて嬉しくて嬉しくて、人生が突然怖くなった。
目を持たずに生きてきたのに、いきなり目を入れられて、
棚の上から世界を自分で見ることになる、埃だらけの願いごとのだるまみたいに。」
とても切なくて、素敵な文章。
夢が叶えられると
それはもう夢でなくなってしまうんですね。
しっかりした現実となって、
見たいものだけでなく、見たくないものまで見えてしまう。
全てが変わってしまう。
あまり夢とか考えないようにしているのですが
いろいろ考えてしまいました。
本でも読んで現実逃避するつもりが、余計に頭が痛くなる結果に。
わたしはなんでいつも
こんなに、こんなに、こんな感じなんでしょうかね…。
なんか、常にうつうつしいような。
なにが不満なのか自分でも分かりません。
いや、満足していないというと罰が当たってしまいそうなくらいです。
なのになんだ、なんなんだ、これは。
自分に腹が立ちます。
意気消沈します。落ち込みます。
もっと高いテンションで生きられるといいのに。
…といろいろネガティブなことばかり書きましたが
暗い話はこの辺にしておいて
ローテンションなりに、今週もがんばっていきたいと思います。
↓のような文章が出ます。
「・・・わたしは嬉しくて、嬉しくて嬉しくて嬉しくて、人生が突然怖くなった。
目を持たずに生きてきたのに、いきなり目を入れられて、
棚の上から世界を自分で見ることになる、埃だらけの願いごとのだるまみたいに。」
とても切なくて、素敵な文章。
夢が叶えられると
それはもう夢でなくなってしまうんですね。
しっかりした現実となって、
見たいものだけでなく、見たくないものまで見えてしまう。
全てが変わってしまう。
あまり夢とか考えないようにしているのですが
いろいろ考えてしまいました。
本でも読んで現実逃避するつもりが、余計に頭が痛くなる結果に。
わたしはなんでいつも
こんなに、こんなに、こんな感じなんでしょうかね…。
なんか、常にうつうつしいような。
なにが不満なのか自分でも分かりません。
いや、満足していないというと罰が当たってしまいそうなくらいです。
なのになんだ、なんなんだ、これは。
自分に腹が立ちます。
意気消沈します。落ち込みます。
もっと高いテンションで生きられるといいのに。
…といろいろネガティブなことばかり書きましたが
暗い話はこの辺にしておいて
ローテンションなりに、今週もがんばっていきたいと思います。
2007/03/29
るいのおみやげ
棚のミニチュアーです。
引き出しも開けられます。
ピクニックセットです。
これもミニチュアーです。小さくてかわいい。
わたしの好みを知りつつあるるいです。
本人は前から知っていたと主張していますが。
あるいは、わたしが好きなものの前で
いかにもほしい~!>_< って顔をするから
知らざるを得なかったのかもしれません。
そういえば、まだ大学にいたとき
るいから「ままごとセット」をもらいました。
日本の雑貨屋さんで見つけて、
ずっとほしいと思っていたものだったので
わたしはとても嬉しかったですが、
お母さんはそれを見てなぜか大爆笑していました。
何日も思い出し笑いをしていました。-_-
子ども趣味なのです。
2月にもらったのですが今になってUPします。
ありがとう、るい。
2007/03/28
2007/03/16
2007/03/11
2007/03/02
まとめて。
結婚生活を綴ったエッセイ。悪くないです。
表紙と押絵が気に入りました。
人は守りたいものに嘘をつく。
江国香織としてはめずらしく、明瞭なメッセージ。
メッセージがそのままタイトルになっています。
愛しているものと守りたいものは
必ずしも同じだとはいえないですものね。
日本語教育研修に行っていた間に読みました。
自殺のイメージ。イメージだけの自殺。
流れに任せたようなお話しです。
そんなに面白くはなかったです。
これも流れに任せたような感じなのですが
わりと面白かったです。
のどかな日常。家族のお話し。
庄野潤蔵的な面白みがあります。
前提になっているいくつかの条件と制約が
あまりにも「神様のボート」という言葉に合わせるために
作られた設定のような気がして
小説全体が現実感をなくしているような気がします。
狂ったハッピーエンド。気持悪いです。
「泣かない子供」の次にでたエッセイ。悪くないです。
それにしても江国香織は「幸福」という言葉が本当に好きなようです。
「幸せ」という言葉は、嘘じゃなくて一回も使っていません。
あまくだり小説といいましょう。
くだりが甘くてあまくだりです。
わたしに江国香織ほどの文才があったとしたら
経済的にはもう十分余裕もあるはずだから、
(余裕がなかったらエッセイや翻訳で稼いで)
長編小説は連載にしないで
ちゃんと最後までまじめに仕上げてから発表していたはずだ、なんて思ったりします。
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