ひとりごと

2006/11/03

最近読んだ本

まとめて更新します。


 
「回転木馬…」は、「東京奇譚集」と同じ系の、
世にも奇妙な物語の寄せ集めです。
面白いけど、さびしい話しが多いです。
村上春樹の文章は、どことなく
時間の流れを酷くさびしく感じさせるところがあります。
「カンガルー日和」は短編小説集です。
一つ一つの分量も短く、ポップに面白いです。おすすめです。

 
「遠い太鼓」はヨーロッパ滞在中に書いたエッセイ・・・のようなもの。
「やがて哀しき外国語」は、アメリカ滞在中に書いたエッセイの集めです。
二つとも再読です。
「やがて・・・」の方は、前読んだときに比べて
“なるほど感”が少し落ちました。
書かれた時からかなり時間がたってしまったせいでしょうか。
村上春樹が第3の新人に興味を持っていたことを知ったのは発見でした。
前に読んだときは日本文学に全く知識がなく
もちろん第3の新人なんてのも知らなかったので、
読んだところで意味が分からなかったのです。
しかし、そう考えてみると、村上春樹と庄野潤三とは
なんとなく通じるところがありますね。
あえて言えば、村上春樹曰くの“小確幸”なところでしょうか。

  
そういえば、この人も庄野潤三のファンだと言っていたような。
「すいかの匂い」に比べると↑の二つは
あまりにも完成度が落ちていました。がっくりでした。
「薔薇の…」は、その成り行きさと腹立たしさを評価したいです。
どうでもいい、よりはずっとマシですが。
好きにもなれないです・・・。
「こうばしい日々」は児童向けの小説が2作。
タイトルになった小説は完全にアウト。
その後ろについていた「綿菓子」は良かったです。

他に、レイモンド・カーヴァーの短編集を二つ。
これは読みきれてないうちに返却日が来てしまいました。
マスコミやドラマとかで見るような
“イケている”アメリカのイメージとは全然違う、
小市民的な悲しさやさびしさのようなものを感じました。
少し重くて苦しかったけど、良かったです。
 

しかし、読んでいる作家が偏っていますね。

チャレンジ精神が足りなくて。
 

2 件のコメント:

  1. 그치 무라카미 하루키랑 에쿠니 카오리는 비교할 수 없지.. 좋다 나쁘다를 떠나 전혀 색깔이 다르니깐.. 다만 디테일에 있어서, 소설 속에 나오는 묘사 같은 것들이 정치-_-해서 독자로 하여금 소설 속 주인공 생활에 대한 동경 같은 걸 느끼게 하는 점은 둘 다 공통되지. 또 바로 그 부분이 쇼노 쥰조랑도 일맥상통한다고 할 수도 있고.. 거기다만 조명을 맞추면 다 한 뭉텅이로 보이고 말 듯..-_- 우리나라에 처음 에쿠니 카오리가 소개될 때 '여자 무라카미 하루키'라고 나온 걸 보고 언니랑 경악하며 고개를 저었던 기억이 난다. -_- 그곳은 노원의 두레문고.. 문제가 된 책은 냉정과 열정사이.. 이렇게 회상하면서 영군의 향수병은 다시 도지는 것이었다.. 헐헐..
    타로카드 좋겠다. 영군의 미래도 점쳐보고 싶구려.. 영군은 이제 노원구 상계동에서 살게 될 일은 없겠지..? ㅠ.ㅠ
    좋은 하루 보내라구~!

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  2. 글구 성장이 뭔지는 나도 잘 모르지만, 분명한 것은 인생은 늘 타후워-_-라는 것.. 적어도 우리 같은 사람들에게는 평생 그렇게 느껴질 거란 것.... OTL 그래도 가능한한 간단하게 긍정적으로 생각하자구. 키는 다 컸으니 이제 행복하게만 살면 되지 않겠남..☆

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